手にしているのは『投票案内』の葉書
令和4年(2022年)7月10日は第26回参議院選挙投票日だ。物価高騰対策、外交・安全保障、憲法改正を焦点とした今回の選挙だが、2019年の参議院選挙の投票率は20代が32.28%、30代は全世代最低の30.96%。これに対して女将剣道は今までに一度として投票権を棄権した事はない。
ある自治体に配布された「アベノマスク」。希望者には一人最大50枚が無料配布された。
マスク不足解消目的で2020年3月に政府は突如マスク配布を開始した。所謂「給食当番のマスク」と揶揄された、世に言う「アベノマスク」だ。ベトナムや中国との契約に約440億円、送料や印刷物作成費用を含めるとしめて543億円。こうして調達したマスクは約2億8700万枚。だが結局2020年7月には、発案から半年足らずでマスク全戸配布を中止。その為2021年3月末時点では、30%に近い8300万枚、115億1000万円相当分が倉庫に山積みされたままで、2020年8月から2021年3月までの7ヵ月で保管料が6億円を超えてしまった。そこで在庫の布製マスクの希望者を募ったところ応募が2億8000万枚。ところが、8000万枚の廃棄コストは最大6000万円。これに対して配送費用の試算では10億円。税金の垂れ流しやビジョンの無さに唖然とするしかない！改めて日本の将来を決める選挙を絶対に棄権してはいけないと痛感した。
ある雑誌によると「アベノマスク」が掃除道具に変～身～
