No. ¹⁷1 美術館コンサート


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ゴッホの作品の『ドービニーの庭』。黒猫が描かれているのと、描かれていないの相違点はあるがよく似た2バージョンの一方。かつてはナチスドイツが所有していた数奇な運命を持った名画

 生前たった一点しか自作の絵画が売れなかったゴッホの死の2週間前に描かれた『ドービニーの庭』。後世になって科学的調査により、左下に黒猫が描かれていたが塗り潰された事が判明した事でも有名な世界的絵画で、ひろしま美術館を代表するコレクションの一つだ。

 令和6年(2024年)1月13日に、ひろしま美術館で月に一度のコンサートが開催された。今月は15歳で単身チェコに渡り、プラハ音楽院でバイオリンの技法を学び数々の国際コンクールで第1位を4回も獲得した木村紗綾さんによるバイオリンソロコンサート。

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バイオリニストの木村紗綾さんと、コンサート会場となったひろしま美術館内に設計されている円型空間

 1時間半に渡るコンサートの演目は、バッハの♪︎シャコンヌ♪︎やパガニーニの♪︎24の奇想曲♪︎等の無伴奏バイオリン曲数曲とその後のアンコール曲のバッハ作曲の有名な♪︎G線上のアリア♪︎                        f:id:okamikendou:20240113233916j:image

 今月は1月8日と1月13日の2回もひろしま美術館を訪れた。何度常設絵画を鑑賞しても飽きないどころか、絵画に益々魅了されていくのは名画の証か。
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ピカソの作品群。右上は20代前半の『青の時代』の1902年作品。右下は1923年作品。左は1909年作品。
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キュビズムの旗手ピカソ1970年作の晩年の作品