ヒンズー教徒の聖地であるバツゥー・ケイブの入囗
バツゥ・ケイブの最後の階段を登りきると、そこにはヒンズー教徒の聖地のお社があり、天井からは神々しい光が差し込んでくる
最奥に鎮座するお社を背後から見ると、下から見るのとは違った雰囲気の光が差し込んでくる
最奥の場所にあるお社にお参りするインド系一族。洞窟の天井に穴が開いていて、ここから光が差し込んでくるだけなので、お昼間なのにほんのり薄暗い
ヒンズー教の神様の中でも人気の高いムルガ神に願掛けをして、それが叶いお礼参りをする人があれば、自ら苦行を課して願掛けをする人もある。これが奇祭として世に名高いタイプーサム
43mの金色の軍神像の先には272段の派手な階段がある。それを登りきると、そこには別世界が広がる。世俗と神聖。それがバツゥー・ケイブだ。四億年前の石灰岩が作り上げた神秘の洞窟は、ヒンズー教徒の聖地であり最も奥にはお社が鎮座し、天からは神々しい光が差し込んでヒンズー教徒の聖地の名に恥じない雰囲気を醸し出している。マレーシアの文化財に指定されている事が頷ける。
ここはタイプーサムというインド系の奇祭の終着点。願掛けの為に、体に釣り針を刺したり、口の中で棒を串刺しにしたりする。その為タイプーサムはあまりにも危険だという事で本場インドでは禁止されていて、今やマレーシアのKL (クアラルンプール)とペナン、それにシンガポールでしか行われていないヒンズー教徒の奇祭中の奇祭のお祭りだ。