マレーシアのクアラルンプール(KL)に住んでいた時、KL郊外のシャーアラムでの『ロイヤルロンドンサーカス』の公演を見に行った事がある。サーカスってこんなに人を魅了するものだったのかと心底満足した記憶がいまだに脳裏に残っている。
カサブランカの花
令和6年(2024年)3月25日、今でもこの見応えあるサーカスの余韻が心の中に残っているせいか、広島市で開催されている『さくらサーカス』公演に足を運んだ。
日本でサーカスといえば一番に思い浮かぶのが『木下サーカス』だが、『さくらサーカス』にも世界的な超一流のパーフォーマーが出演していて、2020年1月にサーカス界のアカデミー賞と言われる『モンテカルロ国際サーカスフェスティバル』で、日本人では初の最高金賞を受賞したマルチネスブラザーズの磨き上げたパーフォーマンスも見る事ができる。
綱渡りでは2つの世界ギネス記録を持つ
世界中からの10組のパーフォーマー達
ここはパーフォーマンスは勿論の事、照明の鮮やかな色彩からしても、全くの異次元。現実からかなりかけ離れた、別世界そのものにしばし酔いしれた。