No. ¹⁸3 開花宣言


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令和6年3月26日現在の『神原のしだれ桜』は開花直前のつぼみ状態

 広島市佐伯区に天然記念物として県指定の樹齢300年以上と言われる『しだれ桜』が鎮座している。

 令和6年(2024年)3月25日に広島駅近くにある『縮景園』の桜の標本木のつぼみ数個が開花し、『桜開花宣言』がされた。これは過去10年の中で一番遅い開花宣言となった。

『神原のしだれ桜』も本来のこの時期は満開の桜花🌸が楽しめるのだが、今年はほのかに淡いピンク色のつぼみ状態。
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本来、この時期は満開の『神原のしだれ桜』が楽しめるのだが、写真は昨年のこの時期のもの

No. ¹⁸2 ♪︎たおやかなるマラッカ海峡♪︎


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 令和6年(2024年)3月16日、女将剣道が某市の教育委員会とコラボレーションして開催している英語会話講座FECCに、この市に勤務しているALTの12名中4名を招聘して交流会を開催した。
        f:id:okamikendou:20240317105429j:image                    f:id:okamikendou:20240317112028j:image                    米人3名と豪人1名、計4人のALTの面々

 3人のアメリカ人と1人のオーストラリア人の合計4人のALTが自分の故郷や家族の話をして、それに対する質疑応答。会話の中に、ALTも日本人もジョークを飛ばして笑いが絶えなかった。 
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 我英語会話講座FECCのアメリカ人講師はニューヨーク州出身だが、カルフォルニア州にも住んでいた事がある。アメリカ人のALTの出身州はニューヨーク州カルフォルニア州なので、アメリカ人同士ローカルな話で盛り上がっていた。                 f:id:okamikendou:20240317140425j:image
写真右手は、歓迎コンサートで中国楽器の二胡を奏でるFECCのメンバー

 Part2はFECCメンバー有志による歓迎コンサート。オカリナ、リコーダー、二胡、ピアノ、そしてオペラのコーラス隊やコーラスグループで喉を鍛えまくっている講座メンバーが数人いて、彼らによるアカペラの合唱。僭越ながら『とり』は女将剣道の箏曲演奏。季節を意識して♪︎さくら  さくら♪︎の原曲にピッチカートとグリッサンドを多用して、女将剣道が華やかに編曲し直した♪︎さくら変奏曲♪︎と、穏やかな波のマラッカ海峡に対して、海上交通の要所故に海賊が出没して危険なマラッカ海峡という相反する二つ局面を持つマラッカ海峡の思い出を自作の♪︎たおやかなるマラッカ海峡♪︎という曲にしたためて、この二曲を演奏。 

 Part3は参加者全員による『大とり』として♪︎喜びの歌♪︎を合唱する予定が、箏曲演奏からの解放感からか、MCをつとめる女将剣道の頭からこのプログラムがぶっ飛んでしまっていた。最後に集合写真を撮って、交流会は皆の心の中に和やかな気持ちと素晴らしいシナジーを残してお開きとなった。   f:id:okamikendou:20240317184509j:image

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No. ¹⁸1 卒業袴


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卒業袴着付けの事前チェックの為、とうの立った「にわか女学生」に。ハロウィーンの仮装?

 教え子からの卒業式用に袴を貸して欲しいとの申し出に、喜んで履き物や小物類も含めた袴姿の卒業式用衣装一式を無料で貸し出す事にした。勿論、卒業袴着付けのボランティア込み。ブルー系かピンク系が好みだそうで、二種類を用意した。    
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袴は大別してロングスカート状の「行灯(あんどん)袴」と二股に別れているズボン状の「乗馬袴」があるが、男性の正装の「紋付き羽織袴」や女学生の「卒業袴」は行灯袴

 1987年の南野陽子主演映画『はいからさんが通る』の影響で女学生の卒業式衣装は基本袴姿が圧倒的に多くなったが、成人の日の振り袖の貸衣装に卒業式用の袴無料貸し出しのサービスが付く事が多くなったのもその一因か?

 人の大切な人生の節目にこういう形で関われるなんて、なんという僥倖! 

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 上の写真は令和6年3月の超新鮮な令和版卒業衣装。下の写真は昭和版レトロな卒業衣装。あの頃の女学生は振り袖がまだまだ主流で、幅を利かせていた。  
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女将剣道だけがマスクで顔を隠したりして、顔出しの皆様ご免あそばせ!      
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 余談ながら教育委員会から今までの活動に対して『きらり賞』を賜った。

No. ¹⁸0 花の季


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縮景園』のお茶室から眺める垂れ梅
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  大名庭園縮景園』の梅園   縮景園』は初代広島藩主浅野長晟(ながあきら)により、1620年に別邸の庭園として築庭された大名庭園で、梅、桜、紅葉等四季に渡って現代人をも楽しませてくれる。         
  
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 令和6年(2024年)3月初旬の縮景園は、梅の見頃は過ぎて黄色の花が可憐な、フランスでは『ミモザ』と呼ばれる『アカシア』の花が咲き始めていた。        
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 広島駅からほど近い『縮景園』では4月になれば園内120本の桜の花🌸の見頃となる。広島市佐伯区には、大阪造幣局と同様に広島造幣局の『桜の通り抜け』や広島植物公園の桜並木等桜の名所が多々あり枚挙にいとまが無い。今から夜桜観賞が楽しみだ。 

No. ¹⁷9 広島平和記念資料館


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 令和6年(2024年)2月23日は、広島平和記念資料館の入館者数が過去最高を更新して167万人を越えた。それまではコロナ禍前の2019年の入館者数が最高であったが、これはコロナ禍が落ち着き、更に広島サミットでサミット加盟国の首脳陣が同館を訪問した事も影響したと考えられる。               

 何年か前にアメリカ人の友人家族が来広して、宮島や広島市内を案内した時以来久しぶりに同館を訪れた女将剣道は、まず入館の為に長時間、長蛇の列に並ばなければならない事に驚いた。かつては並ぶ必要がなくすぐに入館できたものだったが、改めてサミットの影響力の大きさを実感した。
  
     f:id:okamikendou:20240224103945j:image       過去最高を記録した『広島平和記念資料館』の入館者数を取材中のTV局のクルー。写真左上の半円形ドームは『原爆死没者慰霊碑 

    
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No. ¹⁷8 錦上花を添える


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 令和6年(2024年)2月23日金曜日の天皇誕生日、土曜日、日曜日と3連休の初日に広島市内のコンサートホールで、フランス人パスカル・ロフェ指揮、ロシア人アレクセイ・ヴォロディンのピアノ演奏による広島交響楽団の演奏会が開催された。2000人収容のコンサートホールはほぼ満員御礼状態。女将剣道はドビュッシーや次のリスト、最後のショーソンの曲目に酔いしれ贅沢な2時間弱の時間を過ごした。


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 パスカル・ロフェと広島交響楽団

 広島交響楽団の公演で使用する楽器としては珍しいハープが舞台に登場。それにちなんだわけではないだろうが、アンコール曲はショパンの♪︎エオリアンハープ♪︎とアレクセイ・ヴォロディンのエチュード。アンコール曲が二番目の演奏プログラム終演直後にピアニストによるソロの2曲で、しかも最後の交響楽団の演奏プログラム終演後にはないというのも珍しい。広島交響楽団によるアンコール演奏がコンサートの最後の締めと思っていた私を含めた観客は「あれ?」という感じで肩すかしをくらったが、こういうのもありかも、と思える満足感に満ちた素晴らしいコンサートであった。


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イギリス生まれのアフタヌーン  ティー

 この日はマレーシア時代には慣れ親しんでいたアフタヌーン  ティーを久しぶりに楽しんだ。アフタヌーン  ティー1800年代半ば頃からイギリス貴族の間で流行り始めた習慣だが、これにはマナーがあり下のお皿から上のお皿へと順に食べ進んでいく。かつてイギリスの植民地であったマレーシアには英国的文化習慣が様々残っているが、アフタヌーン  ティーも然り。ことのほか、聴き応えのあったコンサートにこのアフタヌーン  ティーは華を添えてくれた。まさに『錦上花を添える』。

 

No. ¹⁷7 鶴瓶の家族に乾杯


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府中市上下町でロケ中の笑福亭鶴瓶さんとムロツヨシさん

 NHKの長寿人気番組の『鶴瓶の家族に乾杯』の生放送が令和6年(2024年)2月12日に放送された。何十年か前、同番組第二回目放送の府中市編を偶然テレビで見たが、こんなに人気のある長寿番組になるとは当時は思ってもいなかった。                    

  今回は府中市上下町と府中市出口町のロケで、英語会話FECCのメンバーで上下町在住の人がグループラインにロケ風景の映像を送信して下さった。

 府中市内編は、府中市出身の女将剣道の沢山の知り合いが、偶然にインタビューを受けている映像が多くあり大変興味深かった。なるほど、こんなにも面白い番組ならば長寿人気番組になって当たり前といたく納得した。