葉っぱに切れ目のある本来のモンステラ
葉っぱに切れ目がなくなったモンステラ
つぼみが開いて葉っぱとなるが、切れ目のあるモンステラだと、このつぼみの段階から葉っぱに切れ目が入っている
モンステラはサトイモ科モンステラ属の観葉植物で、原産地は熱帯アメリカ。モンスターの様に巨大化するので、これにちなんで命名されている。熱帯を代表する植物モンステラは、マレーシアの至る所で自生していて、クアラルンプールの自宅の最寄りのバス停にも、葉っぱが50㎝もあろうかというモンステラがごく当たり前の様に自生していた。
女将剣道の自宅には、愛情を注ぐとそれを敏感に感じ取りこちらの愛情に応えてくれる観葉植物が沢山置いてあり、モンステラもそのひとつ。葉っぱに切れ目が入っているのは、スコールによる大量の雨の重みにより茎が折れない様に雨水を逃がす為。しかし女将剣道家のモンステラは、熱帯観葉植物として人気の要因の一つである葉っぱの切れ目がなくなってしまった。20年以上もの長きに渡り女将剣道家に暮らすうちに我が家の家風になじんで、スコールで茎が折れる事はないと悟ったモンステラ。まさに進化論の体現者。
たかが観葉植物と甘く見てはいけない!