No. 51 究極の一発勝負




f:id:okamikendou:20190813113610j:image         5人の先生方による実技審査 (披写体は女将剣道でなく、他の二段受験者)

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女将剣道の所属は福山剣道連盟

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2019年8月、気合いを入れて昇段審査受験の前の記念写真 

 

 剣道の昇段審査は試合形式の実技審査、それに合格した者が日本剣道形の形審査、更にそれに合格した者が筆記試験の受験ができる。つまり三段階の審査を経て初段から始まる各段位の昇段審査合格者となる。その前に初段を受験する為には必ず一級に合格しなくてはならない。という様に厳しい稽古を積み重ねて、様々な段階を踏んで初めて有段者になれるのである。

 女将剣道は令和元年(2019)8月に二段昇段審査を受験。No. 33『鹿のばかばか!』事件で頸椎打撲等で病院通いの身。未だ治癒せず何ヶ月も稽古をせず、昇段審査受験の為の講習会にも不参加。しかしこの程度で済んだのは、アッラーの御加護のおかげと大学時代からの友人は言う。

 しないしないずくしの女将剣道に「受験したいのなら、受験してもいいけれど・・・・」と審査日前日の稽古を含め全く稽古に参加しない、というよりできない女将剣道に対して先生のお言葉。それでも何人かおられる先生方の一人や先輩剣士やそのご家族は審査会場に応援に来て下さっていた。

 女将剣道が尊敬する範士七段の先生曰く「私が若い頃はまだ九段位が与えられていて、その九段の先生が言われるには『攻めて攻めて攻めまくり、一本取られるまで攻めまくれ』と」

最初から諦めるのでなく、挑戦する事こそが攻め。

これぞ究極の攻め!これぞ究極の一発勝負! 

 結果は、二段昇段審査合格。