自宅から徒歩3~4分の所に今が満開の桜の名所があり、一周2分半の池のまわりを何周もするのが女将剣道の日課となっている。
全日本剣道連盟の公式ルールによると試合時間は原則5分三本勝負。二周するのにかかる5分間は試合時間が体感でき、頭の中では試合のシュミレーションができる贅沢な時間。
散り際が鮮やかで潔い桜は女将剣道には武士道を具現化したものであり、桜並木の下で剣道の技を考えるその至福の時間は、自分にとっては贅沢そのもの。
剣道はコロナウイルス感染拡大の危険性が最も高いスポーツといわれ、2020年4月9日現在の報道によると愛知県警剣道道場で稽古中の警察官とその関係者29人がコロナウイルスに感染したとか。
残念ながら女将剣道が所属する剣道グループも、コロナウイルス感染予防の為に現在稽古中止中。当分の間桜の下での頭中シュミレーションが続きそうだ。