No. 30 舞踊三國志


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   世界無形文化遺産の竹製民族楽器

       「アンクロン」

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   モンゴルの胡弓の一種「馬頭琴
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  2019年6月 「舞踊三國志」のメンバー  

 

 ガメラン楽器を伴奏に踊られるマレーシア宮廷舞踊のガメラン・マレーダンスは、基本は女将剣道の独演。しかし曲目により舞台衣装が決まっている為、何曲か踊る場合着替え時間が必要なので『舞踊三國志』という3人でグループを作り、着替え時間を稼いで踊りを披露している。

 中国舞踊、フラメンコ、そしてガメラン・マレーダンス。踊りだけでなく楽器も披露。絵本の『スーホーの白い馬』でも知られる、馬のしっぽの毛をよじって作られた二本の弦と同じく馬のしっぽの毛で作られた弓で音を奏でる馬頭琴、正式名称をミハルスというフラメンコカスタネット、そして竹製のアンクロン。アンクロンは本来5音階からなり、宗教音楽を奏でる宗教楽器であったが、5音階しかなかった為次第に廃れていった。そこで8音階からなる現在のアンクロンにリメイクされて、2010年アンクロンばかりでなくフラメンコも世界無形文化遺産に指定された。 

 しかし馬頭琴は世界無形文化遺産の中国の国家代表リストに登録されたまま。

 世界無形文化遺産指定をつつしんでお待ちしています。