No. 114 大き過ぎるギャップ

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材料は全て手前にある袋を留める350本入り110円のラッピング用針金。女将剣道自作の超激安指輪
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本物のダイヤモンドの指輪とマレーシアで購入した22金イタリア製ネックレス。ちなみに2022年7月現在の金の価格は世界情勢が不安定な為、高騰して史上最高値になり22金で1gあたり約¥8000。

 浅黒い素肌にきんきらきんの金のアクセサリーをじゃらじゃら付けていたら、東南アジア帰りか?と思われるそうだ。確かに女将剣道は金製品には全く興味はないが、マレーシアからの帰国直前に駆け込みで皆と同様に金製のネックレスを購入してしまった。貨幣価値が当時のレートで日本とマレーシアでは10倍違っていたので、日本では到底手が出ないがマレーシアの思い出に今なら購入できる、この機会を失ってはいけないと清水の舞台から飛び降りた。但しこんな高価なアクセサリーを身に付けたのは、今までにほんの数える程だが。

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薬指にダイヤモンドの指輪、両小指にはラッピング用針金製の自作指輪。見た目にはわからないが、ギャップが大き過ぎる


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 ちなみに先日ある人の訪問があった。その人は訪問買取業者で「不要品はないか」との事。「もし金製品があるなら査定だけでもする」という。目的は金製品の買取だとこちらはわかっているが、ひやかし半分でこのネックレスを査定してもらったところ、その査定額は**万円。その値で買い取るとカバンから現金を取り出した。勿論、女将剣道は「お金には代えられない、大事なマレーシアの思い出。この思い出までは売れない」と丁重にお断りした。