No. ²²7 31位と38位


      f:id:okamikendou:20241019203734j:image          

マレー系マレーシア人の民族衣裳のバジュクロンと肩に掛けたスレンダン

 令和6年(2024年)10月15日、マレー系マレーシア人の民族衣裳でマレーシアの経済状況や今後なすべき経済成長の為の施策等の講義をした。     
     f:id:okamikendou:20241018002412j:image

 スイスのローザンヌに本拠地を置く『国際経営開発研究所』が2024年の世界競争力ランキングを発表した。毎年発表しているが、経済パーフォーマンス、政府の効率性、ビジネスの効率性、インフラの4つの主要カテゴリーを基にランキングを決定している。それによると、マレーシアは31位で昨年より7位もランキングを下げた。ちなみに日本も昨年より7位ランキングを下げて38位。それぞれの国のランキングを下げた理由を説明したが、マレーシアのランキング下降の理由はインフラ、特にデジタルインフラの整備の遅れと、石油・ガス等の化石燃料の採掘、パーム油等の栽培輸出といった資源に依存する経済に起因する等を解説した。そしてこれらからの脱却による経済の多様化の必要性を説いた。

 多くの未来を背負う人々にこの現状を伝えて、彼らに日本やマレーシアばかりではなく世界の発展を託したい。