No. 24 日本人ブランド


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クアラルンプールの自宅壁に飾っていたペルシャ絨毯。真ん中にメダリオン柄といわれるメダルの模様があり、アラベスク模様で絨毯の端が縁取られた典型的なデザインのペルシア絨毯。模様の密度が高ければ高い程、手が込んでいる為に高価なものになる

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Japan  Week にマレーシアの国会議事堂に通じる道路に日本への敬意を表して掲げられた日の丸

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クアラルンプール近郊のシャーアラムにある日本企業のPanasonicのグラウンドでは、毎年世界最大級の盆踊り大会が開催され、マレーシアに行く段になると浴衣を持参せよとのお達しがあった

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我が家にあるもう1つのペルシア絨毯でこれも典型的なペルシア絨毯模様。御多分に洩れず、真ん中にはメダリオン柄、四方の端はアラベスク模様で囲まれている

 

 渡航前からマレーシア土産にペルシャ絨毯だけは必ず購入すると決めていて、クアラルンプール中の絨毯店を見て回った女将剣道。東京のデパートで30㎝四方のペルシャ絨毯が×万円すると知っている女将剣道は、日本ではとても手が出せないペルシャ絨毯だが、貨幣価値が違うマレーシアでは清水の舞台から飛び降りる覚悟ならどうにか購入できる為、日にちと時間をかけてじっくり吟味して見て歩いた。

 ある絨毯店のオーナーが「1か月前、同様のペルシャ絨毯が東京のデパートで500万円で売れました」と言ったが、価値を知り少しは目がこえてきた女将剣道はまんざら嘘で、吹っ掛けてきているのではないとわかった。が即決で購入できる金額ではなく「家族の同意が必要なので」と答えたら、何の前金も身分証明書もいらないので自宅に持ち帰り、家族が購入に同意したらお金を払いに来てくれたらよいとの事だった。

 日本を代表する財閥系の都市銀行のクアラルンプール支店長が、帰国の際のお土産としていつもこの店でペルシャ絨毯を購入しているそうで

「日本人は嘘をつかない。信用できるので。」